イベント

2007/8/19~26 マレーシア・スタディツアー

2007/05/21

2007年8月19日(日)~26日(日) 8日間

お申し込みは、アジア女性資料センターまで(7月17日締め切り、先着順です)

■イスラム国マレーシアで、コーランを、人間の平等と民主主義の理念を主張するものとして読み直す作業をしている女性たち、イスラムの視点から平和で公正な社会を創ることをめざす女性たちを訪問します。
■東京特派員を長くつとめた経験から、日本の市民が世界の平和のためにすべきことを提言しつづけ、また『観光コースでないマレーシア・シンガポール』の著者でもある陸培春(ル・ペイチュン)さんと夕食をともにします。
■マレーシア・シンガポールの日本占領期の研究を続けるアジア女性資料センターのアドバイザー中原道子さんにクアラルンプールとペナンの「慰安所」跡を案内してもらいます。
■私たちが使っているヤシ油を、灼熱の太陽のもと育て、収穫している女性たちも訪問します。

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期間:8月19日(日)~26日(日) 8日間
費用:238,000円(予定)
定員:15名

・会員でない方は、別途入会金8,000円が必要です。詳細はお問い合わせください。
・参加費用の内訳は旅行代金実費(含食事代)約20万円、通訳・コーディネート料約3万5千円です。
・参加費用には、日本国内の空港への移動費用、海外旅行傷害保険、個人経費は含まれていません。

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ツアースケジュール(7月11日現在の予定)
8.19 成田出発、クアラルンプールへ
8.20 オリエンテーション(SUARUMにて)
      ーマレーシア全体の人権状況
      ーマレーシアの女性がおかれている状況と政治・市民社会
     「慰安所」跡訪問
     陸培春(ル・ペイチュン)さんと夕食
8.21 「マレーシアの人権状況・平和と女性」をテーマに、JUST、AWAM、SIS、訪問
8.22 「移民労働者と人権」をテーマにARROW、テナガニータ訪問
8.23 NGO訪問後、ペナンへ移動
8.24 「グローバライゼーションと農業」をテーマに、PAN、S.O.S.などを訪問
8.25 太平洋戦争中の「慰安所」跡訪問など
8.26 ペナン出発、クアラルンプール経由で成田へ

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訪問予定団体
■Suara Rakyat Malaysia (SUARAM、クアラルンプール) 治安維持法(ISA)の撤廃をめざして1989年に設立。マレーシアにおける基本的自由、民主主義、正義の実現に向けて、人権侵害をモニタリングして文書にし、キャンペーンを展開したり、被害者支援を行なったりしている。 ■International Movement for a Just World (JUST、クアラルンプール)
民族や宗教の違いを超えて公正な世界が実現されることをめざして活動する団体。世界に存在する不平等と不公正への人びとの関心を高めるため、キャンペーン、出版・ドキュメンタリービデオの制作、ワークショップの開催などをしている。
■All Women’s Action Society (AWAM、クアラルンプール)
マレーシア女性の生活向上を目的に活動。性暴力やメディアに関するトレーニング、政策提言を実施。性暴力を受けた女性、家族関係や健康のことで悩む女性に無料でカウンセリングも提供している。
■Sisters in Islam(SIS、クアラルンプール)
イスラム社会での女性の人権概念の向上をめざして活動。コーランを、人間の平等と民主主義の理念を主張するものとして読み直す作業もしている。
■テナガニータ(クアラルンプール)
プランテーションと自由貿易地区の工場で働く女性たちのたたかいから生まれた女性団体。シングルマザー、人身売買のサバイバー、移住女性労働者にもネットワークを広げ、女性のエンパワメント、情報発信、政策提言などをしている。
■農薬行動ネットワーク アジア太平洋(ペナン)
世界的ネットワークである農薬行動ネットワークのアジア太平洋事務所。アジアの草の根の女性の視点で農薬問題、健康問題、貿易問題などに取組んでいる。
■Save Our Selves(S.O.S.、ペナン)
家賃統制法廃止で家賃が払えなくなり、ホームレスにさせられた人たちのためのセンターとしてスタート。彼女ら/彼らへの支援活動や関心を高めるためのキャンペーンを展開している。

お申し込みは、アジア女性資料センターまで(7月17日締め切り、先着順です)

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連続セミナー:マレーシアの女性たち

第1回 
日時:7月25日(水)19時~
場所:アジア女性資料センター
参加費:会員700円、非会員1,000円、マレーシアスタディツアー参加者無料
講師:中原道子さん
内容:日本がかつてマレーシアを侵略し、軍政をしいたということ、これは日本とマレーシアの関係を考えるうえで私たちが忘れてはいけないことです。「慰安婦」、強制連行、住民虐殺など、占領期に日本がマレーシアの人々に対して行なった行為、また日本政府に対して謝罪と補償を求めてたたかってきた市民の運動について、お話を聞きます。

第2回、第3回は中止になりました。 お問い合わせは、アジア女性資料センターまで
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