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【COVID-19とジェンダー】 コロナ禍で産後うつのリスク増加の可能性

2021/03/02

コロナ禍で、産前に知識や心構えの伝達、疑問解消をする場でもある両親学級が中止になったり、子育て支援の場も閉鎖されたり、妊娠から出産、子育てを支える現場に大きな影響があることから、妊産婦のメンタルヘルスが懸念されている。筑波大准教授の松島みどり氏(公共政策)などの研究グループが2020年10月に行った研究によると、産後1年未満の母親2132人のうち「産後にうつ症状がある」人の割合は約24%に上った。厚生労働省(2013年)の調査では出産した女性のうち約10人に1人に産後のうつ症状が確認されていて、単純比較はできないが、松島氏の調査結果ではリスクが2倍以上となっていることが明らかになった。

コロナ禍での状況をふまえ、個別相談や子育てに関する講座を提供してきた「じょさんしONLINE」は金銭負担のない個人面談やオンライン講座を計画して、妊産婦だけでなくパートナーを含めた支援を計画し、クラウドファンディングを行なっている (1/29まで)。

 

ソース:産後うつのリスク増えるコロナ禍。「手を上げそう」と追い詰められる女性をオンラインで救う助産師たち (2021/1/27 HUFFPOST)

 

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