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若桑みどりさん逝去

2007/10/04

10月3日早暁、若桑さんが逝去されました。PCに向かって仕事中のことだった
そうです。急性心不全と伺いました。
いつもとまったく変わらない真剣に考えるお顔だったそうです。

 若桑さんは、ミケランジェロ研究のほか、美術作品における女性のイメージや、女性芸術家について、ジェンダー視点からのすぐれた研究を残されました。「象徴としての女性像」や、05年に大仏次郎賞を受賞した「クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国」など、国際的にも最後まで大きな仕事をされました。
 センターの会員で、ジェンダーフリーバッシング関連の運動にも積極的に関わり、センターの「バックラッシュ」講座でも二つ返事で講師を引き受けてくださいました。
東京都知事選挙などでも、やるしかないでしょう、とシロクマきぐるみで先頭を切って勝手連応援団長役をされました。
2006年にはジェンダー文化研究所を開設し、はりきっておられました。
天正少年使節に関する舞台をジャニーズがやるの、と結構嬉しそうにお話されていました。イメージ&ジェンダーでは、戦争とジェンダー表象に真正面から取り組み、多くの若手研究者も続いています。
まだ71歳でした。自由な立場に立てたからこそできることをと言っていらしたのに、本当に残念です。
ほらほらぼやぼやするんじゃないよ、という声が聞こえてきそうです。
心からご冥福を祈ります。

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