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新少子化対策会議の初会合開催される

2007/02/12

柳沢発言で揺れる安倍内閣が、9日に新少子化対策会議「子どもと家族を応援する日本重点戦略検討会議」の初会合を9日に開催したと報道されました。仕事と家庭の両立を重視した総合戦略を打ち出す方針で、6月に中間報告をまとめ、平成20年度の骨太方針に盛り込む、と報道されています。
産経
http://www.sankei.co.jp/seiji/seisaku/070209/ssk070209007.htm

「すべての子ども、すべての家族を大切に」を基本的方針とすると言っていますが、
http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/rireki/2007/02/08_p.html
「少子化は国や社会の存立基盤にかかわる大きな問題だ。少子化の流れを止めることができていないことを深刻に受け止め、内閣の総力を挙げて取り組む」
という首相あいさつを聞くと、多様な家族を営む個人の生き方がほんとうに尊重されるのか不安を感じます。

発表されているメンバーは以下のとおり。
【閣僚】官房長官=議長、少子化担当相、経済財政担当相、総務相、財務相、文部科学相、厚生労働相、経済産業相、国土交通相
【有識者】吉川洋・東大大学院教授=基本戦略分科会担当主査、樋口美雄・慶大教授=働き方の改革分科会担当主査、岩渕勝好・東北福祉大教授=地域・家族の再生分科会担当主査、佐藤博樹・東大教授=点検・評価分科会担当主査
【労使】池田守男・日本経団連少子化対策委員長、古賀伸明・連合事務局長
【現場】清原慶子・東京都三鷹市長

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